オーベルジュを貸切に!お泊りウェディング

一年前から準備をしてきたウェディングは、裏磐梯の山の奥に静かに佇む温泉宿。

100年前、磐梯山が噴火した時にできた沢山の湖沼にさわさわと吹く風がつくる「さざ波」という名の。
おふたりが結婚式をすることになったとき、ご両親がよく滞在されるこのお宿が思い浮かんだそう。

\それはとってもいいアイディア!/
お泊りしながらの結婚式ならみんなきっと大喜び。

ゆっくりと流れる時間と静寂。
少し遠回りをしたおかげで見える景色もある。

まるで生まれる前からこの幸せが決まっていたかのように見えるおふたり。
でも決して当たり前ではなく人一倍がんばったこと、空は見ていてくれたのかな?中庭でのお式の間だけ雨が止みました。
静けさに小鳥のさえずりを聞きながら、余計なBGMや飾りつけを足さずなるべく無作為に。

チェックインを済ませたらお楽しみ!お夕食のパーティーが始まります。

歓迎と祝福の思いが込められたフルコース料理。
ご親族の皆様で今日はここを貸切にしました。心置きなくどうぞ。

「みんなで食べると美味しいね」

赤ちゃんやご高齢の方、普段なかなかお会いしたり集まったりが難しいから
~みんなで同じ時間を過ごし、同じものを食べる~そのことに意味があって、だからこそ美味しい。

ちょっとだけおしゃれをして集まった温泉宿のささやかな一夜。
結婚式を挙げるタイミングが遅くなってしまったけれど、その間に育まれたかけがえのない夫婦の絆。

何の脈絡もない装飾やメッキのような演出など通用しない。説明も音楽もいらない。
そう私が感じたのは、とてもクールで、それでいて情熱に満ちたふたりの間に流れる雰囲気があったから。

説明を封じられたMCが、時計を見ずにテーブルの下にある新婦の手元を見て声をかける。
「準備ができたら」

お手紙は読まないはずでした。きっと直前まで迷って迷って書いたのだろうとわかる、ホテルのお部屋にある便せんに綴られた「思い」を話し出す新婦Mさん。
そして少し離れたところから見守っている、自らを「変わり者」と笑う新郎Sさんの優しさと包容力。

お互いに尊重しあえるすてきな関係。

結婚式 おめでとうございます

どうぞお健やかに おしあわせに

これからもずっと

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