十六夜

3月16日、またまた地震。郡山のウェディングサロンもかなりぐちゃぐちゃでした(泣)
壊れては作り、転んでも立ち上がり、悲しんでは笑い飛ばし、また嘆く。
月の満ち欠けのように、ずっと満月ではないけれど前に進めばまた満ちると信じてお片付け。

【honeymoon】甘い蜂蜜のような新婚カップルを月に例えたもの。

なぜ月なのか?新婚期間はもともと1ヶ月間だった説(短っ)
満月は優雅で美しいウェディングカップルさんのようですね。

でも満月も新婚期間も一瞬で過ぎ去ってしまうもの!

なので本日は満月の次の夜、十六夜-いざよい-のお話です。

***

前夜の月は100点満点なだけに「いや出にくいわ」💦と

少し欠けてしまった月が躊躇いがちに50分遅れて顔を出す。

そんな様子を見た人々は

「むしろ満月よりも趣があるではないか」

と十六夜を励まし勇気づける。

月が大好きな人たちは

毎晩、月が出るのを楽しみに待つ。

満ちたら欠け、欠ければまた満ちる様子を飽きもせず。

***

結婚してからもう1年、2年、3年と経って

「今さら結婚式なんて…」

と躊躇している、十六夜の月のようなカップルさんへ。

「結婚してから3年も経ってしまった」
「本当は招待したい人がたくさんいたのに」
「桜の時期に結婚式を挙げるのが夢だった」

コロナが流行したり、ベビーが生まれたりして結婚式のタイミングを逃したとしても

満月の次の夜は「満月じゃない夜」ではなく「十六夜」という名前があるように

結婚式もね、今のふたりだからこその美しさがあるから

「バウリニューアル」もう一度愛を誓いあうお式の名前があるのです。

たとえ思っていたのと違う形になっても、

むしろ形を変えて、今のふたりに合った方法で

何年経っても、周りの環境が変化しても、変わらない愛を誓う。

結婚は永遠に続き、満ち欠けがあるものだから。

パートナーのため、自分自身のため、ふたりの未来のためにお祝いしましょう。

すがわら

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