5月1日はミュゲ(スズラン)の日。
愛する人にスズランを贈る日です。
可憐な鈴蘭のブーケは、グレースケリーやキャサリン妃がウェディングで持ったことで有名です。プリンセスの豪華なドレスには大きくて豪華なバラやユリのブーケ!とは限らず小さな花をぎゅっと束ねたクラッチブーケをさりげなく。スズランの小さなブーケと一緒に聖書を持つのだそうです。
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ブーケとブートニアの由来は、男性がプロポーズをするために女性の家に向かう道すがら、道端に咲く野花を摘んで花束にしてプレゼントしたことから始まったといわれています。女性はYESのしるしに、そのブーケの中の1本を男性の胸元にさすのです。だからブーケとブートニアはお揃いの花で作ります。ウェディングの演出としても人気ですね!
鈴蘭が庭に咲いているのを見かけると、プロポーズブーケにぴったりのお花だな~と思います♡
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今ではブーケもドライフラワーやアートフラワー、プリザーブドフラワーなどいろいろありますが、何といっても瑞々しい生花のブーケが素敵です。なかでも季節のお花で作るブーケは本当にきれい!
咲く時期が短いお花は挙式日に手に入るかどうか不確かだったり、生ものなので色が思ってたのと微妙に違うなんてこともありますが、その儚さも美しさのうち。
それに、挙式からパーティー3~4時間の間にどんどん花が咲いてブーケの雰囲気が変わり、花嫁さんと一緒に「うわ~さっきより咲いてきた!」と驚くのもしあわせ。
ピオニー(芍薬)、ウェディングドレスという薔薇、リラ(ライラック)
挙式のフラワーシャワーも環境が許せば生花でご用意します。花で清めたウェディングロードを花嫁さんが歩くとふわっといい香りが漂います。(式場によっては生花は踏んで花の露で汚れるためNGの場合もあります)
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季節のお花といっても実際ブーケ用のお花が手に入る時期は、庭に咲く時期よりも少し早めです。年が明ければ春のお花になり、公園にチューリップが咲いている頃には、お花屋さんはもう初夏~夏のお花になります。旬のブーケをオーダーする時にはカラーやテイストをざっくりと伝えてFloristさんにお花を選んでもらうといいですよ♪
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ガーデンウェディングやロケーションフォトウェディング、自然の花や緑に囲まれている花嫁さんは、白いドレスも映えてうっとりするほど綺麗です。初々しいウェディングドレスに、フレッシュな生花ブーケをあわせてみてはいかがでしょうか。
すがわら